プラモネタばかりで、
お笑いネタがないと、
不安になるのは何故だろう?プラモのブログだから、それで正常なのに・・・
なので、ちょいと昔話を
(アレ? もしかしてハードル上げちゃった?)
高校生の頃、学校の帰りに男3人女2人で、
ランチに行く事になりましてね。
(当時はそんな言い方してませんけど)
田舎なので、当然自転車で移動となるわけですが、
その中の一人、KHくん(男)のチャリが、
ものすごく古いママチャリでしてね。
もうなんていうか、一緒に走るの恥かしいんですよ。
だって、色が黄緑だし・・・
でもまぁ、友達(一応)なので、一緒に出発しましてね。
で、隊列はこんな感じ
←「ユズピ」 ←「かわいい女の子」
←「友人(男)」 ←「明るい女の子」 ←「黄緑のKH(男)」
※KHくんは場所を知らないので、最後尾につきました
(イジメじゃないよ)
しかし、KHくんのチャリ
古いだけあって、調子が悪い様子。
しきりにチェーンカバーを蹴って、首をかしげています。
そんなKHくんを気遣って、みんなペースを合わせてました。
と・こ・ろ・が、
突然、後ろにいた女子2人が、猛スピードで前列の男2人を追い抜いていきます。
まるで、何かに追われるかのように・・・
何?
何がおきたの?
その時、後ろから
「バッバッバッバッバ・・・」バイクのエンジンらしき音が。
原付バイクが来たのかと、後ろを振り返ると、
エンジン音を轟かせた、黄緑のチャリが
猛スピードで迫ってくるではありませんか。
(注:エンジンは付いてません)
しかもそれを駆るKHくん、鬼のような形相。
横にならんだKHくんが一言。
「チャリ、壊れた〜」壊れた?
って、どう壊れたら、
エンジンが掛かるんですか?(むしろ、直ったというのでは?)
どうやら、チェーンカバーを蹴った拍子に、
その一部が車輪のスポークに接触したみたいで、
それが打楽器さながらチェーンカバーの反響もあいまって、
爆音を響かせている様子。
でもなぜ、女子2人が逃げる?
とりあえずKHくんはおいといて、
女子2人に追いつきます。
「何で逃げるの?」
2人、声をそろえて
「だって、恥かしいんだもん」
(ごもっとも)
でも、KHくん、
何であんなに必死に追いかけるんだろう?
あ!
彼、場所を知らないんだっけ・・・
で、その時の隊列
←「ユズピ」
←「地味な男」 ←「黄緑の爆音(必死)」
←「恐怖に駆られる女子」
←「笑いが止まらない女子」
でも、やっぱり恥かしいので、ペースを上げる4人。
置いていかれると迷子になるので、
必死に追いかける黄緑のKH。
その時KHくん、黄緑チャリの爆音のせいで
皆が逃げていると気付き、必死に走りながら改善を試みます。
とにかくもう一度、
チェーンカバーにショックを与えればエンジンは止まる。
(注:エンジンは付いてません)
そう思い、祈りを込めてKHくん、
チェーンカバーをキック!そのショックで黄緑チャリ、
シフトアップ!(音倍増)心が折れそうになるKHくん、
とにかく助けを求めてペースアップ。
しかしペースを上げれば上げるほど、
車輪がチェーンカバーに激しく当たり、
エンジン音もレッドゾーンに・・・
ズバババババババババ!そんじょそこいらのバイクには負けません
(音だけなら)
商店街の皆さんの注目を集めて、
自転車で全力疾走する高校生4人を、
爆音を響かせて追いかける黄緑のママチャリ・・・
(しかも鬼の形相)
そして、目的地に予定より早く到着。
(当然ですな)
もう皆、息も切れ切れ。
KHくん:「待ってくれって言ったのに、なんで止まらないんだよ」
だって、
爆音で聞こえないんだよ!翌日、彼の黄緑チャリは、
「バトルホッパー」と命名されました。
(* ̄▽ ̄)ノ KHくん、元気?・・・☆;:*:;☆