大量のパスタを茹でるわけでもなく、
ましてや、巨大な水槽を作るわけでもありませんが、
こいつらを購入。

デジケーター(寸胴なべ)と、その蓋(透明アクリル厚板)。
これらが、真空脱泡注型機のデジケーター(真空容器)となります。
ちなみに、寸胴なべはアルミ製で、サイズはΦ300o×h280mm(20L)
ちょっと小さいかなぁ〜と、思って購入したんだけど、かなり大きかったです。
(1/4スケールのフィギュアも可能なくらいに)
でもまあ、大は小を兼ねるっていうからね〜
10o前後のイヌネコフィギュアにしか使わないわけじゃないから。
(と、自分に言い聞かす)
気になるお値段は、送料無料で3980円(新品)
お次は、透明アクリル厚板。
まだ養生を外していませんが、これのサイズは350o×350o板厚18o
真空容器の蓋になる部分ですからねぇ〜それなりに強度が必要なわけですよ。
しかもデジケーターの内部を監視する必要もあるので、透明で厚いのが条件。
で、アクリルの厚板にしたんですが、
本当は、20oの厚板を買おうと思っていたんですよ、キリのいいところで。
しかし、この2mmの差でお値段がずいぶんと跳ね上がる。
だったら18oでもいいんじゃないの?
20oが厚板ならば、たかだか2o薄い18oだって厚板だろ?
と、「砂山のパラドックス」に陥りつつ18oを購入
お値段は、送料込みで6400円。
(高いよアクリル! ポリカーボネイトはもっと高いけど)
あと必要なのは、圧力ホースだが、
これは以前、車にオイルキャッチタンクを装着した時の残りがあったので、それを使用。
あと、これも常備してた。

シールテープ。
あと、シーリング材(コーキング材)もあったなぁ
(↑うちは、何屋さんだ?)
その他の細かい部品は、品数の少ない田舎の中の田舎のホームセンターで購入。

探すのに苦労したぜ(田舎の中の都会のホームセンターは、まだ品数が豊富)
内訳は
・ホースバンド ×1
・ボールバルブ ×2
・ホースジョイント ×1
・中間同径エアチーズ ×1
・中間同径ニップル ×1
・中間異径ソケット ×1
・クッションはさみ込み2m ×1
しめてお値段、4646円
この配管部品を買うのに、30分くらいかかったんですよ。
なぜかと言うと
管用(くだよう)ねじには、平行ねじとテーパーねじがありまして、
ピッチだけで判断しちゃ駄目なわけですよ。
しかも、ボールジョイントなんて、片方が平行ねじで、
もう片方がテーパーねじになってたりして、
そこに取り付けよう思う部品がテーパーなのか並行なのか?
そしたら、バルブはテーパーしかなくて、
平行側にバルブをつけるとジョイントが付かなくなったり
って、
全バリエーション揃えておけよ!
コメリホームセンター!!しかも、ねじの表示が前JIS表記と現JIS表記がごちゃ混ぜ状態。
プロの配管屋ならいざしらず、俄か素人は大混乱なわけですよ。
逆にこれ、「自作真空脱泡注型用、配管セット」と銘打って、
パッケージにしたら売れるんじゃないのか?
とか考えながら、とりあえずバルブ合体

ちなみに、管用ねじの表記ですが、
ねじの種類 前JIS 現JIS
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管用平行おねじ | PF | GAまたはGB
管用平行めねじ | PF | G
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管用テーパーおねじ | PT | R
管用テーパーめねじ | PT | Rc
管用平行めねじ | PS | Rq
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※RはRc、Rqとの組合せOK
と、なっているらしい。
さてお次は、なべにドリルで穴を空けて、バルブを組み付けよう
あ!
真空計、買うの忘れてた
(* ̄▽ ̄)ノ 無いと、やっぱり困るのか?・・・☆;:*:;☆